通訳の設置

株主総会開催にあたり、株主より通訳の設置を求められた。対応する必要はあるか。また、株主自ら用意した同伴者(通訳)の入場を求められた場合は、どう対応すべきか。

株主総会における通訳は、株主総会会場における受付等と同じ設備とみなすことができるので、その設置に関しては費用対効果を考えた上での経営判断ということになる。その判断の結果として、通訳の設置を拒絶することは可能である。
会社で通訳を用意する場合、株主の用意した通訳の同伴者は入場を認めることも拒絶することも可能である。一方で、会社で通訳を用意しない場合、株主の用意した通訳の同伴者の拒絶は、株主の権利の妨げとみなされる。