取締役会の無記名投票

某大企業の取締役会で人事案が無記名投票によって否決されたが、無記名投票は法的に問題はないのか。

会社法は『取締役会の決議に参加し、議事録に異議をとどめなかった取締役は賛成したものと推定する』と定めている。つまり、決議が成立した場合に議事録に反対が明記されないと、株主からは賛成したとみなされることとなっている。従って、法的には無記名で問題はない。